鈴太鼓(読み)スズダイコ

デジタル大辞泉 「鈴太鼓」の意味・読み・例文・類語

すず‐だいこ【鈴太鼓】

歌舞伎舞踊小道具の一。胴の枠に鈴を付けた直径約17センチの扁平な小太鼓

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精選版 日本国語大辞典 「鈴太鼓」の意味・読み・例文・類語

すず‐だいこ【鈴太鼓】

〘名〙 胴の枠に鈴を取りつけた小太鼓。おもに歌舞伎で用いる。

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世界大百科事典(旧版)内の鈴太鼓の言及

【鈴太鼓踊】より

…歌舞伎舞踊の一種。鈴太鼓は振鼓(ふりつづみ)ともいうが,胴に数個の鈴を入れたもの。歌舞伎では女方(おんながた)の踊りに用いられ,両手に持った鈴太鼓を,打ち合わせたり,膝や床を打ったりして音をたて,リズミカルに踊る。…

【振鼓】より

…同じ原理の簡単な玩具(太鼓1個のものが多い)を一般に〈でんでん太鼓〉ともいうが,でんでん太鼓は鶏婁鼓のことをいうとする説もある。(2)歌舞伎舞踊で用いる鈴を入れたタンバリン型の小太鼓〈鈴太鼓〉の別称。【加納 マリ】。…

※「鈴太鼓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」