鈴ノ宮遺跡(読み)すずのみやいせき

日本歴史地名大系 「鈴ノ宮遺跡」の解説

鈴ノ宮遺跡
すずのみやいせき

[現在地名]高崎市矢島町 鈴ノ宮

井野いの川左岸にある河岸段丘の洪積地にあり、川岸より遠い場所から川岸に向かって緩やかな微高地を形成する。昭和五二年(一九七七)七月から同五三年三月にかけて発掘調査が実施された。検出された遺構は弥生時代住居跡二六軒、古墳前期住居跡六〇軒、同後期住居跡二〇軒、平安時代住居跡九八軒、方形周溝墓一一基、古墳四基、土壙墓二基である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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