金鍔焼(読み)キンツバヤキ

デジタル大辞泉 「金鍔焼」の意味・読み・例文・類語

きんつば‐やき【金×鍔焼(き)】

小麦粉の薄い皮であんを包み、刀の鍔に似せて平たくし、鉄板の上で軽く焼いた和菓子江戸時代からあり、現在は餡に小麦粉を溶いた液をつけて焼く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金鍔焼」の意味・読み・例文・類語

きんつば‐やき【金鍔焼】

〘名〙 菓子一つ。水でこねたうどん粉を薄くのばして餡を包み、刀の鍔に似せて平たくし、油をひいた鉄板の上で焼いたもの。金鍔
洒落本・当世爰かしこ(1776)「雁金焼はこげくさしきんつば焼はとら焼のうへをゆき」

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