金真桑・金甜瓜(読み)きんまくわ

精選版 日本国語大辞典 「金真桑・金甜瓜」の意味・読み・例文・類語

きん‐まくわ ‥まくは【金真桑・金甜瓜】

〘名〙 マクワウリ栽培品種中国から渡来し、寛永年間(一六二四‐四四)にはすでに栽培されていたという。早生豊産で、果実は大きくなり、淡黄色の地に一〇条内外の濃色縦線がはいる。果肉は緑白色で甘味に乏しい。黄皮甜瓜。きんまくわうり。きんうり。
※明治世相百話(1936)〈山本笑月往年の水菓子屋風景「真桑瓜金真桑銀真桑、たてに細く皮を剥いたのが西瓜切売と並んで人気もの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android