金春大夫・今春大夫(読み)こんぱるだゆう

精選版 日本国語大辞典 「金春大夫・今春大夫」の意味・読み・例文・類語

こんぱる‐だゆう ‥ダイフ【金春大夫・今春大夫】

〘名〙
① 能の大和猿楽一つ金春座を率いる頭梁。金春座の大夫
六義(1428)「此一巻、金春大夫所望依為相伝所也。世阿」
② 近世以後、能楽金春流家元
浮世草子男色大鑑(1687)二「鞍懸より詠めけるに、今春(コンハル)太夫が舞に、清五郎が鞁、又右衛門がかた撥、いづれか天下芸

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