金庫・銀蔵(読み)かねぐら

精選版 日本国語大辞典 「金庫・銀蔵」の意味・読み・例文・類語

かね‐ぐら【金庫・銀蔵】

〘名〙
金銀財宝を入れておく蔵。きんこ
※続撰清正記(1664)六「広間玄関入口様子金蔵の有所、大きに類なき城の取様なり」
金銭出所。また、稼ぎがよく、金もうけのもとになる人。金銭上の援助をしてくれる人。かねづる。かねばこ。ドル箱。
浮世草子・風流夢浮橋(1703)二「おやかたも此女郎はかねくらと、朝夕の膳のまはりまで念入るは、実も傾城めうがぞかし」

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