重瞳(読み)ちょうどう

精選版 日本国語大辞典 「重瞳」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐どう【重瞳】

〘名〙 二重ひとみ一つの目にひとみが二重にあること。重瞳子。かさねひとみ。じゅうどう。
文徳実録‐斉衡三年(856)九月癸卯「初実敏在孕時、母夢見室中建三重塔。及生眼有重瞳、耳孔相通」 〔論衡‐骨相〕

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普及版 字通 「重瞳」の読み・字形・画数・意味

【重瞳】ちようどう

ひとみが二つある。〔史記、項羽紀論賛〕吾(われ)之れを生に聞けり。曰く、の目は蓋(けだ)し重子なりと。聞く、項も亦た重子なりと。

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