重症(読み)じゅうしょう

精選版 日本国語大辞典 「重症」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょう ヂュウシャウ【重症】

〘名〙 病気やけがなどの重い症状。また、重い病気やけが。比喩的に、好ましくないひどい癖や性格にもいう。⇔軽症
※夜船閑話(1757)「己哉、観理度に過ぎ、進修節を失して、終に此の重症を発す」
※小学読本(1873)〈榊原芳野〉三「母は、小児の病気を、重症と思ひ、悲めるなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「重症」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょう〔ヂユウシヤウ〕【重症】

病気や、その症状がおもいこと。また、おもい病気・症状。比喩的にも用いる。「今度の失恋は相当重症らしい」⇔軽症
[類語]大病重病重患大患

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