釈塚新田(読み)しやかづかしんでん

日本歴史地名大系 「釈塚新田」の解説

塚新田
しやかづかしんでん

[現在地名]見附市釈迦塚町

三林さんばやし村の東。北は鍋島なべしま村・小古瀬おごせ(現南蒲原郡栄町)、南は坂井さかい村。年不詳の新発田領村々開発録(釈迦塚区有文書)によると、慶長五年(一六〇〇)儀右衛門による開発で、家屋敷田畑ともすべて自分持。儀右衛門は溝口氏に付従って加賀国からきたという。文政七年(一八二四)中之島組家筋書上帳写(同文書)によると、儀右衛門は浅野氏を称し、慶長五年の越後一揆には中之島なかのしま郷・大面おおも郷へ出張して「坂井地内字館屋敷」にいたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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