酷工面(読み)ヒドクメン

デジタル大辞泉 「酷工面」の意味・読み・例文・類語

ひど‐くめん【酷工面】

[名](スル)無理をして金品都合をつけること。ひどさんだん。
「清算することが出来ず、身の皮を剝ぎ―しても」〈秋声縮図

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酷工面」の意味・読み・例文・類語

ひど‐くめん【酷工面】

〘名〙 無理をして金銭物品をととのえること。ひどさんだん。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉九「幾分か割前の金をいださせ、非道工面(ヒトクメン)して」

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