都亭(読み)とてい

普及版 字通 「都亭」の読み・字形・画数・意味

【都亭】とてい

郡県公設の亭。〔史記、司馬相如伝〕素(もと)より臨の令王吉と相ひ善し。~是(ここ)に於て、相如きて亭に舍(やど)る。臨の令、繆(いつは)りて恭を爲し、日きて相如にす。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の都亭の言及

【郷里制】より

…漢代では地方を郡県に分けたが,その県の下には古来からの邑の伝統をもつ多くの自然集落が包含された。集落はいずれも城郭で囲まれ,その一つ一つが亭であり,10亭ちかく集まると,その最大のものが郷=都亭となり,他の亭を従えた。そしていくつかの郷が集まると,その最大のものが県=都郷となり,他の郷を従えた。…

※「都亭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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