邈焉・藐焉(読み)ばくえん

精選版 日本国語大辞典 「邈焉・藐焉」の意味・読み・例文・類語

ばく‐えん【邈焉・藐焉】

〘形動タリ〙 はるかに遠いさま。きわめて古いさま。また、ぼんやりとしてまとまりのないさま。
※息軒遺稿(1878)三「見夫惰嬉者、邈焉不于心
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「其源遠く邈焉(バクヱン)たる上古の時代にありといふべし」 〔王粲‐贈蔡子篤詩〕

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