デジタル大辞泉
「還向」の意味・読み・例文・類語
げ‐こう〔‐カウ〕【▽還向】
神仏に参詣して帰ること。下向。
「えその日のうちに―仕まつらざりしかば」〈大鏡・道長下〉
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げ‐こう ‥カウ【還向】
〘名〙
社寺に参拝して帰ること。また、その時。下向。げんこう。
※
百練抄‐寛仁元年(1017)九月二二日「還向之間、遊女有
二纏頭
一」
※大鏡(12C前)六「さかのこはきをのぼり侍りしかば、こうじて、えその日のうちにげかうつかまつらざりしかば」
かん‐こう クヮンカウ【還向】
〘名〙 こちらへ帰ってくること。
※
江談抄(1111頃)一「祭日早旦被
二参詣
一。還向之次、於
二一条大宮若堀川之辺
一、立
レ車見物」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報