遺跡帳(読み)イセキチョウ

デジタル大辞泉 「遺跡帳」の意味・読み・例文・類語

いせき‐ちょう〔ヰセキチヤウ〕【遺跡帳】

江戸時代町人跡目あとめ相続者を記載した、町年寄備え付けの帳面

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遺跡帳」の意味・読み・例文・類語

いせき‐ちょう ヰセキチャウ【遺跡帳】

〘名〙 江戸時代、江戸で町年寄方に備えて置き、生前に相続者を定めたとき記入した帳簿
※全国民事慣例類集(司法省編)(1880)家産相続の事「生前の日遺跡相続の者を定るときは、町年寄方に設けある遺跡帳へ記載すべき旨、享保六年町触もあれども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android