デジタル大辞泉
「達頼喇嘛」の意味・読み・例文・類語
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ダライ‐ラマ【達頼喇嘛】
〘名〙 (Dalai blama) チベットに君臨した
ラマ教の教主の
呼称。この称号が生まれたのは一五七八年第三世ソナム=ギャムツォの時代で、以後教主は禅定菩薩の化身である活仏とされ、政権をも掌握するにいたった。第六世の時代から清国の
干渉を受け、第七世~第一三世はその支配下にあった。特に第一三世トゥプテン=ギャムツォ(
一八七六‐一九三三)は、文教政策に努力し、「プトン全書」「
チベット大蔵経」や歴代ダライの著述集「スンブム」を刊行したことで知られる。第一四世テンジン=ギャムツォ(
一九三六‐)は中華人民共和国政府と
対立、一九五九年インドに
亡命。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報