精選版 日本国語大辞典 「道明寺乾飯・道明寺糒」の意味・読み・例文・類語
どうみょうじ‐ほしいい ダウミャウジほしいひ【道明寺乾飯・道明寺糒】
〘名〙 大阪府藤井寺市の道明寺で作られる乾飯。糯米(もちごめ)を蒸して天日に干したもので、水に浸したり熱湯を注いでやわらかくしたりして食べる。かつて、道明寺で天満宮に供えた饌飯のお下がりを乾燥貯蔵したことにはじまる。軍用、旅行用に貯蔵食品として重んじられた。道明寺。《季・夏》
※天理本狂言・萩大名(室町末‐近世初)「道明寺ほしひをまきたてたやうなと云」
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