道化師・道外師(読み)どうけし

精選版 日本国語大辞典 「道化師・道外師」の意味・読み・例文・類語

どうけ‐し ダウケ‥【道化師・道外師】

〘名〙
役者論語(1776)耳塵集「あどとおもひあどをうてば、道化師(ダウケシ)狂言の邪魔に見ゆるものなり」
道化のじょうずな者。いつもおかしなまねをして人に笑われる者。また、道化を業とする人。
※滑稽本・人間万事虚誕計‐後(1833)「あの人も浄瑠璃さへかたらねえと、そんなに人に馬鹿にされもしめえけれど、久しい道化師(ダウケシ)だヨのう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android