遐年(読み)かねん

精選版 日本国語大辞典 「遐年」の意味・読み・例文・類語

か‐ねん【遐年】

〘名〙 長い年月。また、長生き長命
※本朝文粋(1060頃)四・入道大相国公重上表〈大江匡衡〉「張子房之得遐年仙。以已芥万戸」 〔曹植‐王仲宣誄〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「遐年」の読み・字形・画数・意味

【遐年】かねん

長生き。魏・曹植〔王仲宣の誄(るい)〕庶(ねが)はくは遐年、手を攜へて同(とも)に征(ゆ)かんことを。如何(いかん)ぞ庵忽(えんこつ)にして、我をてて夙(はや)く零(お)つる。

字通「遐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android