運籌(読み)うんちゅう

精選版 日本国語大辞典 「運籌」の意味・読み・例文・類語

うん‐ちゅう ‥チウ【運籌】

〘名〙 (「籌」は、はかりごとの意。「史記‐高祖本紀」の「運籌策帷帳之中、決勝千里之外、吾不壬子」から出た語) はかりごとをめぐらすこと。
※狂雲集(15C後)因乱「請凶徒大運籌、近臣左右妄優遊

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「運籌」の読み・字形・画数・意味

【運籌】うんちゆう(ちう)

謀をめぐらす。唐・杜甫〔西閣口号~〕詩 稷(しやしよく)(国家涕に堪へたり 安籌に在り

字通「運」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android