運歩(読み)うんぽ

精選版 日本国語大辞典 「運歩」の意味・読み・例文・類語

うん‐ぽ【運歩】

〘名〙
① 持ち運び歩くこと。
和漢三才図会(1712)二一「仕掛大銃〈略〉雖連城銃而倉卒不運歩
② 歩を運ぶこと。歩くこと。
※多賀墨郷君にこたふる書(1777)「人はゆく事をば足にてなし、拵ゆる事をば手にてなすゆへ、運歩作用に手足の習気これあり」
物事の成り行き。
明六雑誌三号(1874)開化を進る方法を論ず〈津田真道〉「基教の我邦に侵入せんこと是自然の運歩にして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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