遊芸・游芸(読み)ゆうげい

精選版 日本国語大辞典 「遊芸・游芸」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐げい イウ‥【遊芸・游芸】

〘名〙
文芸の世界。学問文学
万葉(8C後)一七・三九六九・題詞「以稚時不一レ遊芸之庭、横翰之藻自乏乎彫虫焉」 〔枕中記〕
② 遊びごとに関した芸能。謡、歌舞、茶の湯生け花、琴、三味線落語俗謡などの類。
※遊楽習道風見(1423‐28頃)「舞歌は遊芸の諸曲也」
③ 珍しい物や芸などを見せる曲芸見世物の類。
団団珍聞‐五一八号(1885)「蛇遣ひの遊芸より」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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