逸響(読み)いっきょう

精選版 日本国語大辞典 「逸響」の意味・読み・例文・類語

いっ‐きょう ‥キャウ【逸響】

〘名〙 すぐれた響き。転じて、すぐれた詩文をいう。
※本朝文粋(1060頃)一・風中琴賦〈紀長谷雄〉「激声只生乎彼契。逸響不乎我心」 〔古詩十九首

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普及版 字通 「逸響」の読み・字形・画数・意味

【逸響】いつきよう(きやう)

すぐれた音楽。〔文選、古詩十九首、四〕今日、良宴の會 樂、(つぶ)さに陳(の)べし 箏を彈じて、を奮ひ 新聲、妙にしてに入る

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