進寄(読み)すすみよる

精選版 日本国語大辞典 「進寄」の意味・読み・例文・類語

すすみ‐よ・る【進寄】

〘自ラ四〙
① 進んで近寄る。
古事談(1212‐15頃)四「すゑて探らむといひければ、進寄て鷹を移しければ」
② 近づいて行って思うことをうちあける。また、近づいて親しくする。
源氏(1001‐14頃)梅枝「心よわくすすみよらむも、人笑はれに、人のねんごろなりしきざみに、なびきなましかばなど、人知れずおぼし嘆きて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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