通女(読み)かよいおんな

精選版 日本国語大辞典 「通女」の意味・読み・例文・類語

かよい‐おんな かよひをんな【通女】

〘名〙
① ときどき通って行くために囲っておく女。かこいもの。かよいめ。
浮世草子・椀久一世(1685)上「けふのうちに受出し、〈略〉かよひ女にあそばせ」
食膳を運んだり、給仕をしたりする女。
※浮世草子・本朝桜陰比事(1689)三「有時夕御膳居(すへ)まいらせて、あまた通ひ女廊下を(とどろ)かし行」

かよい‐め かよひ‥【通女】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android