デジタル大辞泉 「逆ふ」の意味・読み・例文・類語 さか・う〔さかふ〕【逆ふ】 [動ハ四]1 さからう。そむく。従わない。「かの妻、もとより腹悪しくて、常に夫の気に―・へり」〈仮・伊曽保〉2 敵対する。はむかう。「今一度―・ふべしとて」〈著聞集・一〇〉3 さかさになる。さかまく。「天下風あれて海内波―・へりき」〈海道記〉4 気にさわる。悪く感じる。「悪しき事は、人の耳にも―・ひ」〈徒然・一五五〉[動ハ下二]に同じ。「片言耳に―・ふれば」〈平家・四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例