迷神(読み)まよわかしがみ

精選版 日本国語大辞典 「迷神」の意味・読み・例文・類語

まよわかし‐がみ まよはかし‥【迷神】

※宇治拾遺(1221頃)一三「まよはかし神のつきて、いてくるを知らで、かうしてけるなめりとおもひて」

まよい‐がみ まよひ‥【迷神】

※宇治拾遺(1221頃)一三「此辺にはまよひ神有なる辺ぞかしと」

まよわし‐がみ まよはし‥【迷神】

〘名〙 人を迷わせるという神。まよわかしがみ。まよいがみ。まどわしがみ。
歌意考(1764)「今ぞまよはし神の、はなれたらむ心ちしける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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