精選版 日本国語大辞典 「辟支仏」の意味・読み・例文・類語 びゃくし‐ぶつ【辟支仏】 〘名〙 (辟支はpratyeka の略音写、仏はbuddha の音訳) 仏語。仏の教えによらないで、自分で真理を悟り、その悟りの内容を人に説くことをしない聖者。ひとり悟りをひらいてそれを楽しむ仏で、独覚と意訳する。また、十二因縁の理法を悟るところから、縁覚ともいう。※今昔(1120頃か)一「道を修て辟支仏と成て其の名を毗帝利と可云し」 〔勝鬘経‐一乗章〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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