転掛(読み)こけかかる

精選版 日本国語大辞典 「転掛」の意味・読み・例文・類語

こけ‐かか・る【転掛】

〘自ラ四〙
① ころげそうになる。ころびそうになる。また、つまずいて何かの上にのしかかる。
※虎寛本狂言・附子(室町末‐近世初)「其取て返しざまに、台天目の上へこけ掛って御ざれば、あのごとく微塵に破れまして御ざる」
② 負けるつもりで相手に向かう。〔新撰大阪詞大全(1841)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android