転変説(読み)テンペンセツ

デジタル大辞泉 「転変説」の意味・読み・例文・類語

てんぺん‐せつ【転変説】

現象世界のいっさいは一つ実在展開・変化して生成するという説。インド哲学の中心思想の一つで、サーンキヤ学派がその代表。→積聚説しゃくじゅうせつ

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精選版 日本国語大辞典 「転変説」の意味・読み・例文・類語

てんぺん‐せつ【転変説】

〘名〙 古代インドでのウパニシャッド哲学の中心思想。宇宙の一切は一つの実在が自己変化したものであるという説。

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