車草紙(読み)クルマゾウシ

デジタル大辞泉 「車草紙」の意味・読み・例文・類語

くるま‐ぞうし〔‐ザウシ〕【車草紙】

手習い草紙などの、表紙を1枚の紙でくるむようにとじた本。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「車草紙」の意味・読み・例文・類語

くるま‐ぞうし ‥ザウシ【車草紙】

〘名〙 表紙を一枚の紙で包むように綴(と)じた本。多く、手習い草子などに用いた。
随筆好古日録(1797)三七「手習初心之時、以車双紙第一也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android