車掛(読み)くるまがかり

百科事典マイペディア 「車掛」の意味・わかりやすい解説

車掛【くるまがかり】

中世陣法の一つ車懸とも。先手二番手三番手と攻めかかって,幾めぐり目かに敵の旗本主君の直衛武士団)と味方の旗本とが打ち合う。川中島の戦武田信玄に肉迫した上杉謙信はこの戦法をとった。

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