身乍(読み)みながら

精選版 日本国語大辞典 「身乍」の意味・読み・例文・類語

み‐ながら【身乍】

[1] 〘連語〙 …の身のまま。
古今(905‐914)雑体・一〇〇三「かかるわびしき 身ながらに 積もれる年を しるせれば〈壬生忠岑〉」
[2] 〘副〙 われながら。自分ながら。
源氏(1001‐14頃)空蝉「つつむことなきにしもあらねばみながら心にもえまかすまじくなんありける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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