躙書(読み)にじりがき

精選版 日本国語大辞典 「躙書」の意味・読み・例文・類語

にじり‐がき【躙書】

〘名〙 筆で紙を押えつけてにじるようにして拙劣な文字を書くこと。また、その書いたもの。
※俳諧・鷹筑波(1638)五「色葉をやいざる子共はにじりかき〈正頼〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android