蹴纏(読み)けまとう

精選版 日本国語大辞典 「蹴纏」の意味・読み・例文・類語

け‐まと・う ‥まとふ【蹴纏】

〘自ハ四〙 衣服のすそなどが足にまといついて足運びが不自由になる。
平家(13C前)一一「海へいらんとし給ひけるが、袴のすそをふなばたにいつけられ、けまといてたふれ給たりけるを、兵どもとりとどめ奉る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android