蹴爾(読み)しゆくじ

普及版 字通 「蹴爾」の読み・字形・画数・意味

【蹴爾】しゆくじ

あしげにするような態度。〔孟子、告子上〕一(し)、一豆の羹(かう)、之れを得ば則ち生き、得ざれば則ち死す。爾(こじ)(ぶしつけ)として之れに與ふれば、行の人も受けず。蹴爾として之れに與ふれば、乞人(いさぎよ)しとせざるなり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報