踏木(読み)フミギ

デジタル大辞泉 「踏木」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐ぎ【踏(み)木】

機織り機の、縦糸を上下させるため足で踏む板。まねき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「踏木」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐ぎ【踏木】

〘名〙 (「ふみき」とも) 機織り機械で、緯(よこいと)を通す時、経(たていと)を上下させるために足で踏む板。まねき。
万葉(8C後)一〇・二〇六二「機(はたもの)の蹋木(ふみぎ)持ち行きて天の河打橋わたす君が来むため」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報