踊手(読み)おどりて

精選版 日本国語大辞典 「踊手」の意味・読み・例文・類語

おどり‐て をどり‥【踊手】

〘名〙
① 踊りをおどる人。
※俳諧・太祇句選(1772‐77)秋「おどり人も減し芝居や秋のくれ」
※歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)三立「和御寮は踊り手が見たいか」
② 操り人形で、特殊の役に付ける手の一つ。そりのあるもみじ手で、「団子売」の団子屋杵造、「寿柱立万歳」の才三のように、踊りのしぐさをする人形、特に立役の人形に用いるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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