足無(読み)あしなし

精選版 日本国語大辞典 「足無」の意味・読み・例文・類語

あし‐なし【足無】

〘名〙
① 足のないこと。
※新浦島(1895)〈幸田露伴〉三「斯様(かう)定って見れば蜈蚣(むかで)の脚の多いも蛭の脚無しも同じことだに御苦労だはな」
遊女異称
歌舞伎傾城倭荘子(1784)大序われを足(アシ)なしにせまいばかり、誠の親はおれぢゃわやい」

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