足形・足型(読み)あしがた

精選版 日本国語大辞典 「足形・足型」の意味・読み・例文・類語

あし‐がた【足形・足型】

〘名〙 (「あしかた」とも)
① 歩いたあと。また、踏んだあとに残る足の形。足のかた。足跡
※枕(10C終)一〇三「かかる雨にのぼり侍らば、あしかたつきて、いとふびんにきたなくなり侍りなん」
※宇治拾遺(1221頃)一二「大きなる犬のあしがたありて」
② (足型) 靴づくりの資料として採取する、足の輪郭線。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四「沓の足型(アシカタ)は、木を斵りて造す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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