足引(読み)あしひき

精選版 日本国語大辞典 「足引」の意味・読み・例文・類語

あし‐ひき【足引】

〘名〙 (「あしびき」とも)
山鳥をいう女房詞。「万葉‐二八〇二或本歌」の「足引の山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかもねむ〈作者未詳〉」による。〔女中詞(元祿五年)(1692)〕
③ 取引相場で、足取り、足取り表を作ることをいう。〔取引所用語字彙(1917)〕

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