超大陸分裂・再形成活動(読み)ちょうたいりくぶんれつさいけいせいかつどう(英語表記)supercontinent's break‐up and reunite

知恵蔵 「超大陸分裂・再形成活動」の解説

超大陸分裂・再形成活動

現在の大陸配置は、古生代〜中生代の3億〜2億年前に存在した超大陸パンゲア(Pangaea)が分裂移動した結果である。現在は、大西洋が拡大して太平洋が狭まり、全大陸がユーラシアに集合しつつある。超大陸が複数地塊に分裂し移動していくと、各地塊は衝突合体して再び超大陸を形成するとの考えは、ウィルソン・サイクルと呼ばれる。パンゲア以前の超大陸として、6億〜5億年前のゴンドワナと10億〜7億年前のロディニアが知られている。

(斎藤靖二 神奈川県立生命の星・地球博物館館長 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android