走込(読み)はしりこむ

精選版 日本国語大辞典 「走込」の意味・読み・例文・類語

はしり‐こ・む【走込】

〘自マ五(四)〙
① 走って中にはいる。庇護を求めて駆け込む。飛びこむ。〔羅葡日辞書(1595)〕
※虎寛本狂言・抜殻(室町末‐近世初)「身をなげて死んでのけう〈略〉さらば此当りからはしりこまう」
② 走る鍛練を十分に積む。練習でしっかり走っておく。
密会(1977)〈安部公房〉一「走り込んで来たらしく、全身が汗の被膜で包まれている」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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