買食(読み)かいぐい

精選版 日本国語大辞典 「買食」の意味・読み・例文・類語

かい‐ぐい かひぐひ【買食】

〘名〙 家庭で用意された食べ物ではなく、売っている食べ物を買って間食すること。特に、子供菓子などを自分で買って食べること。かいぐらい。
※俳諧・江戸八百韻(1678)何踊「歩行の者それより下は草枕言水〉 買喰買呑引請て月〈如流〉」

かい‐ぐらい かひぐらひ【買食】

洒落本・当世気どり草(1773)「茶碗酒にかいくらひ、間夫のちょひ逢ひ質のやりくり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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