買回り品(読み)カイマワリヒン(英語表記)shopping goods

翻訳|shopping goods

デジタル大辞泉 「買回り品」の意味・読み・例文・類語

かいまわり‐ひん〔かひまはり‐〕【買(い)回り品】

消費者価格品質・色・デザインなどを比較検討したうえで購入する商品婦人服呉服・靴など。→最寄り品

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「買回り品」の意味・わかりやすい解説

買回り品
かいまわりひん
shopping goods

消費者の購買慣習・行動に注目したとき,消費者向け商品のタイプの違いによってマーケティングミックスが異なるが,その最も代表的な商品タイプの1つ。品質・価格・スタイルを比較的時間をかけて検討するタイプの商品をさす。購買頻度が高く,選択に時間がかからないタイプの最寄品や,特定商標に価格以外の特別な魅力を感じる専門品に対する用語

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の買回り品の言及

【商品】より

…このうち最寄品は最寄りの商店で購買される商品で,タバコ,新聞・雑誌,食料品,薬・化粧品などである。買回り品は購入・選択の過程で品質・価格・適応性などを比較検討して各店を買い回るような商品で,衣料,装身具,靴などをいう。専門品は消費者が商標など価格以外の要素に特別の魅力を感じて,特別な購買努力をするもので,高級家具・衣料,自動車,ピアノなどがこれにあたる。…

【商品分類】より

…自己の家庭用,娯楽用その他の目的で消費し,原則として再加工したり,再販売しない。消費財は,その購買慣習により,最寄品,買回り品,専門品に分けられる。 最寄品は,食料品,日用雑貨品のように購買頻度が高く,習慣的に購入するものであり,単価は小額で,購買のための時間に長時間かけることはしないものである。…

※「買回り品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android