精選版 日本国語大辞典 「象眼・象嵌」の意味・読み・例文・類語
ぞう‐がん ザウ‥【象眼・象嵌】
〘名〙
① 布または紙に細かい泥画を施したもの。ぞうがに。ぞうが。
※枕(10C終)二七八「地ずりのからのうす物に、ざうがんかさねたる御裳など奉りて」
※浜松中納言(11C中)一「すわうの裾濃のざうがんの几帳ひとへうちあげて」 〔佩楚軒客談〕
※易林本節用集(1597)「象眼 ザウガン 胡銅交レ金」
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