護摩壇の不動(読み)ごまだんのふどう

精選版 日本国語大辞典 「護摩壇の不動」の意味・読み・例文・類語

ごまだん【護摩壇】 の 不動(ふどう)

護摩堂本尊としてまつられている不動明王
護摩をたく煙で黒ずんだ不動尊のように、顔が黒く恐ろしそうな人。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八「おめへその上色が黒くなりゃア護广檀(ゴマダン)不動(フドウ)明王かおはぐろどぶへ飛こんだ銭湯(ゆや)どろばうから釣をとるぜ」

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デジタル大辞泉 「護摩壇の不動」の意味・読み・例文・類語

ごまだん‐の‐ふどう【護摩壇の不動】

護摩堂の本尊としてまつる不動明王。
護摩をたく煙で黒ずんでいる不動明王の像のように、黒くて恐ろしそうな顔をした人。

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