精選版 日本国語大辞典 「諸訳・諸分」の意味・読み・例文・類語
しょ‐わけ【諸訳・諸分】
〘名〙
※評判記・たきつけ草(1677)「いかほどしょわけをしたりがほの、女なりとも」
※仮名草子・都風俗鑑(1681)序「折にふれたる諸(ショ)分さまざまあり」
③ いろいろの費用。特に遊興のための諸費用。また、その支払い。
※浮世草子・日本永代蔵(1688)一「春切米を借越つかはし参らせ候。此内二匁はいつぞやの諸分(ショワケ)その残りは皆合力(かうりょく)」
④ いろいろに区別すること。また、その区別。
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