諸差縄(読み)モロサシナワ

デジタル大辞泉 「諸差縄」の意味・読み・例文・類語

もろ‐さしなわ〔‐さしなは〕【諸差(し)縄】

馬の差し縄で、左右両方につけたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諸差縄」の意味・読み・例文・類語

もろ‐さしなわ ‥さしなは【諸差縄】

〘名〙 馬の差縄の一つ。麻布の縒縄で、馬の頸にかけて轡(くつわ)の左右の遊金(あそびがね)に通し、上手・下手口取に持たせて引かせる。また、口取に引かせないときは、鞍の鞖(しおで)に左右それぞれ結んでおく。⇔片差縄
※餝抄(1238頃)下「和鞍 〈略〉差縄。公卿師差縄。四位已下片差縄」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android