詰方(読み)つめかた

精選版 日本国語大辞典 「詰方」の意味・読み・例文・類語

つめ‐かた【詰方】

〘名〙
① 詰める方法
浄瑠璃三拾石艠始(1792)五「飯のつめかた、杓子あたりも、ハハア見事見事」
② ある場所に待機して、そこで与えられた任務を果たすこと。また、その人。
夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部「諏訪藩の物頭矢島伝左衛門が〈略〉和田峠御境目(おさかひめ)の詰方(ツメカタ)として出張した」

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