デジタル大辞泉
「訳らし」の意味・読み・例文・類語
わけ‐ら・し【訳らし】
[形シク]
1 わけがあるらしい。子細があるらしい。
「この五木の中に―・しき文反古ありしに」〈浮・一代女・三〉
2 色めいている。粋らしい。
「―・しき小袖の仕立」〈浮・五人女・四〉
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わけ‐らし【訳らし・分らし】
① わけがあるらしい。子細があるらしい。
※浮世草子・椀久一世(1685)下「
船中を見れば都のわけらしき女を入れて
伊丹屋の四季延命酒」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報